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歳時記 その1 ≪コンドロイチン硫酸は食品素材、コンドロイチン硫酸ナトリウムは食品添加物≫
今や、お肌の保護や骨粗鬆症の予防として注目されているものにコンドロイチン硫酸があり、これを含む食品をアピールし、さらにサプリメントとして毎日のように新聞や雑誌に広告が記載されている。
コンドロイチン硫酸は、牛、豚、サメ、クジラの骨髄から調整する天燃の動物性酸性多糖類で、医薬品、健康食品、化粧品などの原料としての幅広い用途をもった天燃素材として知られているが、原料の牛は狂牛病を発症したために使用が禁止された。
サメやクジラは捕獲量の制限から使用に制限され、原料が少ないのが現状である。食品添加物として使用するには、水に溶けやすい状態のNa塩にするために、化学物質となる。
コンドロイチン硫酸の主な機能としては、カルシウム代謝への関与、関節・靭帯の弾力、円滑性の保持、皮膚の保水性などが指摘されているが、生理的役割は不明なことが多い。すなわち、経口的に摂取したコンドロイチン硫酸がそのまま吸収されているかは疑問となっていることも多い。

われわれの体にもコンドロイチン硫酸は存在し、分子量、硫酸基結合数および結合位置が多様化していて、それぞれが異なる生理活性を示すといわれている。
その中でも、コンドロイチン硫酸は、全身性免疫系におけるバランス維持に関与していることは、戸井田敏彦氏(千葉大学大学院)がマウス脾臓細胞を用いて、コンドロイチン硫酸のバランス維持をin vitroで明らかになっている。すなわち、コンドロイチン硫酸が生体内調節機構に関与するために分泌するペプチドの一種のサイトカインを産生し、全身性免疫系を活性化するということである。
コンドロイチン硫酸の生理機能が明らかになると、軟骨や骨、腱に関する疾病の予防・治療ばかりでなく、心臓弁膜や角膜などへの治療も期待できそうである。
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by kosakai_blog | 2009-07-31 00:25 | 添加物歳時記
調味料 その1 ≪「うま味」と日本人≫
うま味が科学的に基本味の一つとして認知され、「UMAMI」という国際語になったのは、比較的新しく、1980年代になってからといわれている。
1985年に、ハワイで行われた第1回うま味国際シンポジウムにおいて「UMAMI」は正式に学術用語として認められた。
日本の「うま味」についての研究は、1908年(明治41年)の池田菊苗が、昆布のうま味としてグルタミン酸であるとことを突きとめたことから始まる。基本的味として認められていた甘味、酸味、塩辛味、苦味に当てはまらないこの複雑な味を、池田は国際応用化学会でアピールするのに、外国人も食べるトマト、アスパラガス、チーズにも存在することも説明したとの話も伝わっている。
4年後に、池田の弟子の小玉新太郎はかつお節のうま味の成分としてイノシン酸を、1960年には国中明が干しシイタケのうま味成分としてグアニル酸を発見した。

現在は、基本的な味にはうま味も加わり5つとなっている。これらのうま味成分は、西洋料理のコンソメ、フォン、ブイヤベース、中国料理の湯(タン)にも含まれている。
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by kosakai_blog | 2009-07-31 00:25 | 調味料のいろは
調味料のいろは (はじめに)
教科書的な調味料の定義

a0135894_1949536.jpg調味料の話をすすめるにあたり、先ずは教科書のように「調味料とは」という導入から始めることにする。
調味料は、食品(あるいは料理)に味や香りなどをつけるものと理解されることが多い。ところが、「味をつける」あるいは「味を調える」などの目的のほかに、塩味をつけるものとして使われる食塩は、うどんやパンを作るときに使用すると弾力を増すためとか、魚の干物をつくるのに食塩を加えると塩味と同時に干物に「坐り」(弾力性)をつけ、保存性を高めることが期待できるものもある。調味料といわれるものの種類は多く、大きく分けると、食塩、砂糖のような非発酵食品と、酢、醤油、味噌、酒類、みりんのような発酵食品、農畜産物からの抽出したうま味調味料、抽出物をさらに加工したソース類、香辛料、油脂などがある。うま味調味料として用いられているものには、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸など、日本人が好む独特のうま味の物質がある。これらの味は「UMAMI」として世界的に評価されている。
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by kosakai_blog | 2009-07-31 00:20 | 調味料のいろは
添加物歳時記 (はじめに)
食品添加物の周辺の話題

a0135894_1949536.jpg当社の取り扱い製品には食品添加物も含まれているので、これから食品添加物の周辺の話題を、各種の文献をもとに提供する。
食品添加物という言葉を聴いただけ、「健康に悪いもの」という印象をもつ人が多い。この印象を少しでも払拭でき、消費者やメーカーの方々に、使用されている食品添加物を正しく理解していただけるようなコラムとしたい。
「食品添加物とは」、という教科書的、あるいは弁解のための解説ではなく、食品添加物の周辺の研究を分りやすく解説し、その内容から食品添加物の本態を理解していただくのが、このコラムの目的である。また、健康機能性成分の周辺に関する研究も紹介したい。
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by kosakai_blog | 2009-07-31 00:20 | 添加物歳時記
酒の肴 その1 ≪エダマメは塩をかけて≫
真夏は、仕事の帰りにビールを飲みたくなる。
暑さのために汗とともに、水分とともに食塩やその他のミネラル類を体内から体外へ出ていってしまう。
ビアホールや居酒屋では先ずはビールと求めるのは、水分を補給し、喉の渇きを抑えたいという欲求が強いからである。
ところで、ビールには安くて手っ取り早いつまみとしてエダマメをオーダーする人は多い。
この茹でたエダマメには、食塩が振ってある。
この塩味がないとビールも美味しく飲めないものである。
ビールのミネラル成分は、ナトリウムがほとんど無く、カリウムは存在している。
私たちの体を構成している細胞は、常にカリウムを細胞内に取り込み、ナトリウムを細胞の外へだすように働いている。
私たちの細胞や血液はナトリウムとカリウムのバランスが一定に保たれなければならない。
汗で細胞内のナトリウムがでていっているところに、ナトリウムがなく、カリウムの多いビールを飲めば、さらに体内のナトリウムとカリウムのバランスが崩れてしまうので、塩味をふったエダマメを食べると美味しく感じる。
また、アミノ酸としてうま味成分のグルタミン酸が豊富である。
                                                   文責:成瀬宇平
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by kosakai_blog | 2009-07-31 00:05 | 今月の酒の肴
コーヒーブレイク (はじめに)
コーヒーブレイクとは・・・

オフィシャルサイトに新登場の「コーヒーブレイク」は、ちょっと気になる話題を不定期に更新するブログです。
今後はどのような展開になるかはお楽しみに・・
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by kosakai_blog | 2009-07-31 00:03 | コーヒーブレイク
コーヒーブレイク その1 ≪虹≫
a0135894_1942354.jpg2009年7月19日の夕方に、都内で見事な虹を見ることができました。
5~6分の自然が織り成す不思議な現象で神秘的な贈り物の様でした。
人々は空を見上げ立ち止まり、携帯電話を片手に撮影が始まっておりました。
虹の橋の端が地面に接する所には黄金が埋まっているという言い伝えもあるようで、昔の人々は、どんな思いでこの虹を見たことでしょう。
さらに、虹は人間の世界と神の世界とを結ぶ架け橋で、その橋の向こうには理想郷があるという言い伝えもあります。
現実的には、太洋と反対側に浮かぶ雨粒がプリズムの役目をして、入射した光が雨粒の中で屈折して光分光して色が分かれる現象です。
一般的には、視半径40~42度の円弧の主虹と視半径51~53度の副虹があり、この日の虹はよくご覧になると副虹も見ることが出来ました。
面白い事に、この主虹の色と副虹の色の並び方が反対に並んでいるのがお気づきでしたか?
また虹の色は何色と思われますか?
日本やフランスは7色、アメリカイギリスは6色ドイツは5色と見る人々やお国柄により異なった数なのです。
色は連続的に変化しているために、国や文化によって受け止める違いがあるようです。
しかし、やはり七色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)の虹が日本人には一番合っているのではないでしょうか?

                                                     (文責:小堺ひとみ)
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by kosakai_blog | 2009-07-31 00:00 | コーヒーブレイク
今月の酒の肴 (はじめに)
酒の肴とは・・・

a0135894_1949536.jpg国語辞典などには「酒を飲むときに添えて食べるもの」と意味づけている。本来は、「食料とする魚」の意味の「うお」にあるが、由来は「酒菜(さかな)」で酒のおかずの意味にとらえている場合が多い。酒の肴は、酒の美味しさを引き立たせる食べ物でなければならないという酒好きのこだわりもある。
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by kosakai_blog | 2009-07-31 00:00 | 今月の酒の肴
第2回ABOの会(於:本社4F会議室)
◆開催日
2009年7月15日(水) 18:30~20:30
◆テーマ
「政治家と血液型の関係について」
◆講師
元ミサワホーム監査役・現㈱アドバネクス監査役 ABOの会主催 川崎利秋氏

参考図書の「血液型人間学」能見正比古著をもとに、政治家の血液型を再確認し、都議会選に照らし合わせながら今後の国政についても話が盛り上がりました。
『血液型人間学』の目指すところは、それぞれの血液型の気質特性を理解し、温かいコミュニケーションに生かして頂きたいというものです。
人間の価値観や行動の習慣は、個々にさまざまですが、それが血液型によっても異なる部分があるというのが解れば、お互いを認め合うための手がかりになるのではないかと思います。
その点を理解し、モラルに照らし合わせ、正しい情報を受けとって欲しいとNPOヒューマンサイエンスABOセンターではまとめています。

<参考>

日本人の血液型は

A 型 38.1%
O 型 30.7%
B 型 21.8%
AB型 9.4%

4:3:2:1 の割合で分布しています。
                                                     文責:小堺ひとみ

次回は9月9日開催予定

リンク : NPOヒューマンサイエンスABOセンター
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by kosakai_blog | 2009-07-17 00:00 | ABOの会
2009年第5回日本橋発伝所 伝習会・交流会 (於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年7月1日 18:30~20:30
◆テーマ
『銀座の画廊経営~時代の美意識とビジネスの架け橋を目指して』
◆講師
『銀座柳画廊』副社長 野呂洋子氏



※元IBMシステムエンジニアから突然、畑違いの画廊ビジネスの世界へ飛び込んだ著者の実体験に基づく門外漢にもわかる画廊ビジネスの内、外を丁寧に解説して頂きました。
 時代をつかみ、時代の息吹を残そうとするアートの世界と、時代の風を読み、貨幣に換算して生活を成り立たせようとするビジネスの世界との相克と共生の物語を楽しませてもらいました。
 著書「銀座の画廊経営」は、華麗なる転身がただの店番?に 始まり、最後は日本人の絵描きさんの作品を正しくアピールする事の大切さに至る著者の思いが詰まった読みやすく、画廊経営がわかりやすく書かれている一冊です。
 お話しを伺っていると、普通の一女のお母様の面もお持ちの親しみの持てる野呂洋子さんでした。


交流会:「銀座の美意識、ギャラリーパーティー風おつまみいろいろ」


リンク : 銀座柳画廊
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by kosakai_blog | 2009-07-06 00:00 | 伝習会・交流会



コラムや社内行事の模様をお伝えします。
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