カテゴリ:お江戸日本橋伝承会( 53 )
2012年 第13回「お江戸日本橋伝承会」 於:本社3F 会議室
◆開催日時
2012年6月6日(水)  18:00~21:30
◆テーマ
『海苔のお話し-伝統は革新の連続なり-』
◆講 師
創業163年 「1849年(嘉永2年)」 株式会社 山本海苔店社長 六代目 山本德治郎氏
◆講演概要
創業163年 株式会社 山本海苔店社長 六代目 山本德治郎氏をお迎えし、私たちの身近にありながらもよく知られていない「海苔ができるまで」をDVDを拝見しながら「海苔とは?」をあらゆる角度から学ぶことができた講演会でした。

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また、日本橋の歴史と合わせて、老舗の所以であるお考え「伝統は革新の連続なり」を伺い163年に及ぶ老舗の歴史をお話していただきました。
さらに、山本海苔店が仕入ている海苔が取れる場所によりどんなに味が異なるものなのかを実際に試食し、香り、色、味の違いを体験しました。
六代目德治郎社長の襲名の秘話、梅マークに隠されている秘話、CMは一貫として山本陽子さんを登用し、これがギネスに載った秘話等、話は尽きる事なく気さくな六代目と楽しいひと時を過ごしました。
会を終え、海苔がどんなに手間暇をかけ作られているのかを改めて見直す講演会となりました。

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リンク:山本海苔店
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by kosakai_blog | 2012-06-22 15:53 | お江戸日本橋伝承会
2012年 第12回「お江戸日本橋伝承会」 於:本社3F 会議室
◆開催日時
2012年4月4日(水)  18:00~21:30
◆テーマ
『ガラス物語ーガラスの過去・現在・未来ー』
◆講 師
創業118年(明治27年)株式会社タナチョー 五代目社長 田中廣氏
◆講演概要
創業118年の株式会社タナチョーの五代目社長 田中廣氏より、日本・江戸の伝承というより、世界的視野の貴重なガラスのお話を伺いました。

a0135894_170249.jpg意外と知られていないガラスという素材の特性、5000年の歴史から現在の窓ガラスに、世界的に求められていることまでガラスの物語を語っていただきました。
ガラスの歴史を学ぶだけではなく、特に断熱基準では、「日本の常識は世界の非常識」との基準の遅れに驚かされ、ガラスの分野でも国際社会とかけ離れている日本の立場を考えさせられました。
日本のガラス技術は世界で最高のものを持っているにもかかわらず、なんの規制もないために実際に建築に使われている硝子は、耐震性ならびに環境に対して非常に遅れているものを利用しているという現実でした。
「必要な規制 というものが存在しているにもかかわらず、‘規制緩和’という言葉が独り歩きしているために、活動ができないということに大きな疑問を感じます。」という感想があちこちで聞こえてくる非常に広い視野に目を向けるきっかけになった講演会でした。 

リンク:株式会社タナチョー

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by kosakai_blog | 2012-04-11 17:02 | お江戸日本橋伝承会
2012年 第11回「お江戸日本橋伝承会」 於:本社3F 会議室
◆開催日時
2012年3月7日(水)  18:00~20:30
◆テーマ
『歌舞伎 今と昔 -演出、女形、芸と型、衣装とメイク-』
◆講 師
明治大学名誉教授・公益財団法人三井文庫文庫長 由井常彦氏
◆講演概要
今年も、由井先生の楽しい話術を楽しみたくて再登場をお願いしました。
いつもニコニコの由井先生が、東大で学生歌舞伎を立ち上げ、歌舞伎について話したい事が山のようにあり、是非若い方々に知って頂き、継承して欲しいという熱意から、大いに語って頂こうという90分の講演会を企画しました。

a0135894_1844953.jpg歌舞伎は芸術性と大衆性を兼ねた、世界でも稀な、伝統的劇場芸術である。
本年正月は東京で五座が歌舞伎を上演したが、戦後60年間かつて例のないことである。
そこで歌舞伎の魅力と伝承について映像を楽しみつつ、以下のポイントをお話する。
1.芸術性と大衆性;口上とフィナーレ
2.演出の特徴;見染め、人形振り、早替り
3.女形のメリット;女形の過去と現在
4.型、衣装、メイクアップ
5.現在の歌舞伎の諸問題

歌舞伎に興味が有る方も、ちょっと難しくてと思う方も今後の歌舞伎に対しての考え方・見方が変わった講演会であり、すべてのお話が目から鱗の事が多く、こんなにも90分が短く感じた事がない程楽しくためになる講演会でした。

リンク:三井記念美術館

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by kosakai_blog | 2012-03-16 17:44 | お江戸日本橋伝承会
2012年 第10回「お江戸日本橋伝承会」 於:本社3F 会議室
◆開催日時
2012年2月1日(水)  18:00~20:30
◆テーマ
『江戸経済を支えた寺院と僧侶たち』
◆講 師
歴史家・文学博士(早稲田大学)・東京理科大学、NHK文化センター、JR東日本大人の休日・ジパング倶楽部趣味の会等の講師 安藤優一郎氏
◆講演概要
歴史好きの方には安藤氏の講演は必見で、42名の参加者と共に一年ぶりに伝承会で歴史家の安藤優一郎氏をお迎えし、江戸の寺院に関するお話を伺いました。

意外にも江戸は京都や奈良以上に寺院があふれる寺町でしたが、寺院は世界最大の都市江戸を舞台として、檀家を獲得し経営基盤を強化します。
宝くじや娯楽イベントの企画、金融業への進出といった多彩な活動は、大江戸の経済を発展させる原動力にもなっていました。
そんな寺院の経済活動を通して、知られざる江戸の姿を浮き彫りにして頂きました。

1.江戸は寺町だった
2.大奥と深い関係にあった寺院と僧侶
3.寺院の資産運用と助成金
4.イベント業への参入
5.江戸の消費経済を支えた寺院の多彩な活動 等をメインテーマとしての大変面白く解りやすい講演会となりました。

主要著作
『徳川将軍家のブランド戦略』新人物文庫、2012年1月
『歴史を動かした徳川十五代の妻たち』青春文庫、2011年6月
『江戸っ子の意地』集英社新書,2011年5月
『勝海舟と福沢諭吉』日本経済新聞出版社、2011年3月

リンク:安藤優一郎


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by kosakai_blog | 2012-02-08 17:53 | お江戸日本橋伝承会
2011年 第9回「お江戸日本橋伝承会」 於:たいめいけん
この一年「お江戸日本橋伝承会」へ参加されたたくさんの方々に感謝を申し上げます。
今回は忘年会も兼ね2011年第9回「お江戸日本橋伝承会」を日本橋「たいめいけん」へと場所を移しての講演会を開催致しました。
参加者は56名と、2011年の締めくくりとしては、大変楽しくお腹も知識も満たされた会となりました。

◆開催日時
2011年12月7日(水)  18:00~21:30
◆テーマ
『特別企画2011年「お江戸日本橋伝承会」忘年会―たいめいけんを丸ごと体験しちゃいましょう!』
◆講 師
『創業1931年(昭和6年)日本の洋食「たいめいけん」』2代目社長 茂出木雅章氏
◆講演概要
今年で、80年を迎えた「たいめいけん」は、料理へのこだわりを単純に新しいものを追いかけるのではなく、地道に明治時代に紹介された「日本人の為の洋食」を初代店主の茂出木心護さんが受け継ぎ、二代目茂出木雅章社長、そしてTVで活躍の三代目の茂出木浩司氏がしっかりと継承されています。
「レトロでモダン」な存在をあり続ける「たいめいけん」の魅力を伺います。
先代からの趣味がいまや日本を代表する凧の会の会長でもあり、「凧の博物館」の館長をされている茂出木社長のライフワークにもなっている凧の魅力を博物館内で伺いました。
 
当日は、17:00~5階の「凧の博物館」で、茂出木社長自ら「凧の説明」をしてくださいました。
解説が尽きることなく、参加者は凧に魅了され、世界中の凧の歴史や実物を楽しむことができました。

a0135894_1110775.jpg18:30~19:00まで、「たいめいけん」の歴史や凧の歴史・世界大会の様子等をスライドを交え茂出木社長よりお話がありましたが、特に凧のお話になると熱い語り口は止まることなく、大変興味深い内容でした。

その後、オムライスの作り方のデモンストレーションを見学し、プロのオムライス作りを目の前で拝見し、卵料理は、温度と時間のタイミングがいかに大切かを実感できました。

19:00~は、フルコース料理を頂きながら、体験希望者は「オムライスの作り」に挑戦し、自ら作ったオムライスの試食をしました。

本日のテーマ通りに、凧について学び、オムライスを作り、フルコースのディナーを頂き、たいめいけんを丸ごと学んだひと時でした。

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リンク:日本橋たいめいけん
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by kosakai_blog | 2011-12-12 09:59 | お江戸日本橋伝承会
2011年 第8回「お江戸日本橋伝承会」 於:本社3F会議室
◆開催日時
2011年11月2日(水)  18:30~20:30
◆テーマ
『うぶけや よもやま話』
◆講 師
『創業1783年(天明3年)刃物専門店』 「うぶけや」8代当主 矢崎 豊 氏
◆講演概要 
江戸時代の1783年(天明3年)創業の「うぶけや」は、大阪で開業し、幕末の頃現在地の近くに江戸店を開業、明治維新前にこの場所に移り今年で228年の打刃物の老舗です。
製品は包丁、裁ち鋏、和鋏、花鋏、各種洋鋏、小刀、毛抜き等扱う商品は約300種類ほど。
扱う製品にはすべて「うぶけや」の銘が入っていて、銘を入れている以上、店が自信と責任を持って対応する老舗です。
店に輸入刃物は一切置いていないことも、作り手との信頼関係を大切にするためで、通信販売やインターネット販売はしない対面販売のみの姿勢は責任感が感じ取れます。
当日は、ビデオで日常の研ぎの仕事を拝見しながら説明していただき、刃物の研ぎの実演をメンバーで食い入るように見て、触れさせていただき、素晴らしい体験ができた盛りだくさんの講演となりました。
最後に、製品のしおりには次のような説明があります。
「 天明3年(1783年)創業以来各種打刃物の製造販売を専業として深き御愛顧をいただき今日に至りました。
屋号のうぶけやとはうぶ毛も剃れる(かみそり・包丁)抜ける(毛抜き)切れる(はさみ)と申す処より名付けたものでございます。」と・・

弊社会場の最寄駅である、人形町のA4出口からエクセルシオールの方へ出て右手3軒目を探してみてください。
a0135894_12555868.jpg添付写真の歴史を感じさせる右書きの木造看板と格式の高い木造店舗を見つけることができます。

























a0135894_1312487.jpg8代当主 矢崎豊氏の流れるようなお話の仕方は、長唄で鍛えられた発声のためでしょうか・・













a0135894_13132158.jpg研ぎを終えた刃物の最終チェックは、この仕方が一番とか。












リンク:うぶけや

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by kosakai_blog | 2011-11-08 12:56 | お江戸日本橋伝承会
2011年 第7回「お江戸日本橋伝承会」 於:本社3F会議室
◆開催日時
2011年10月5日(水)  18:30~20:30
◆テーマ
『楊枝の話』
◆講 師
『創業1704年(宝永元年)楊枝専門店』 さるや社長 山本一雄 氏
◆講演概要 
江戸中期の1704年(宝永元年)創業のさるやは、今年で307年の楊枝専門店である。
「たかが楊枝、されど楊枝」の所以を伺いました。
今回は、初めてトークショー形式で、山本氏へさるやの歴史、楊枝の歴史の過去・現在・未来についての質問を投げかけてそれについて一問ずつ回答していただきました。
屋号のさるやの云われは?
黒文字楊枝とは何?
名物千両箱とは?
何故、高級楊枝専門店一筋で300年以上生き残れているのかの真髄を身を持って体感した講演会でした。
何故何故がいっぱいの和やかなトークショーとなりました。

a0135894_1530462.jpgまずは、楊枝の歴史と「さるや」の歴史からお話しくださいました。
楊枝は、インド⇒中国⇒日本へと伝わり、口の中を清める道具から江戸では一般庶民が使うようになりました。
この房楊枝は、歯ブラシの原型でお歯黒を取り除くのに使われたそうです。






a0135894_1556264.jpg山本社長は、楊枝を使う年齢は40代以降とのお話でしたが、20代代表からは、最近はおしゃれなお店や雑誌に掲載されている「さるや」の楊枝を若者も持ち歩いているとの新情報も飛び出しました。






リンク:さるや


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by kosakai_blog | 2011-10-07 17:12 | お江戸日本橋伝承会
2011年 第6回 お江戸日本橋伝承会 (於:本社3F会議室)
◆開催日時
2011年9月7日(水)  18:30~20:30
◆テーマ
『日本銀行の広報――日銀に広報なんて必要なの?』
◆講 師
『日本銀行金融研究所シニア・リサーチ・フェロー(前情報サービス局長)』 大川昌利 氏
◆講演概要 
誰もが耳にした事がある「日本銀行」ですが、では一体どんな所なのかを前情報サービス局長が広報として活躍していた時の裏話を交え、貴重なお話を伺えました。
a0135894_15455653.jpg○日本銀行は本店見学や広報誌の発行など様々な広報活動を行っており、これらの広報活動を行っているのが、講師が6月まで局長を勤められていた「情報サービス局」という部署でした。
○何故日本銀行に広報が必要なんでしょうか?
 日銀は、お札を発行している中央銀行で、公的な機関ですが、民間の会社や銀行と違って、営利目的で営業活動しているわけではありません。
○広報活動なんてむしろ止めた方が日銀の経費が浮くんじゃないでしょうか?
 日銀の収益が上がり、「国庫納付金」が多くなって、少しでも財政赤字に苦しむ日本国のためになるのでは?
○日銀の何を広報してしているのでしょうか?
 そんなに重要な仕事してるんですか?
以上のような内容を、わかり易くお話ししていただきました。
話題が、非常に興味深い事もあり、参加者は、熱心に90分近い講師との交流を楽しむ会となりました。
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リンク:日本銀行
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by kosakai_blog | 2011-09-14 15:47 | お江戸日本橋伝承会
2011年 第5回 お江戸日本橋伝承会 (於:本社3F会議室)
◆開催日時
2011年7月6日(水)  18:30~20:30
◆テーマ
『雄・雌・食物で違いが出る毛筆 -書筆・画筆どこがちがうの?-』
◆講 師
『創業1912年(大正元年) 日本画材専門店』 株式会社 有便堂 社長 石川雅敏氏
◆講演概要 
「有便堂」は創業1912年(大正元年)、来年で100年目を迎える書画材料の収集・保存及び販売の老舗である。
創業以来、日本画壇の巨匠たちに愛されてきた。 
昭和21年に湯島より大商業地日本橋に移転し、以来書画用品を中心に書家、画家、カルチャー教室への用具調達や額、軸、屏風、巻物仕立等を扱う老舗として地位を築いてきた。
また、店頭に於いては、季節の和風小物を数多く品揃え飾りつけすることで、往来の方々を楽しませている店舗として日本橋に根付いている。
今回の講演では、学生時代に必ず手にした「筆」をテーマとして、有便堂が保有する非常に貴重な筆の数々を拝見させていただいた。
とにかく動物のあらゆる毛が筆作りの対象となり、この日初めて手にしたのは、ムササビの雄と雌、黒兎の髭、連筆には雌の山羊の髭(顎の下の毛)、狸の毛、赤牛の耳の後ろの毛、蝦夷鹿の毛、ハクビシンや兎の口髭、いたちやコリンスキーそして鶏の羽の筆は絵筆として重宝される等・・
ジョンレノンとオノヨーコが入手した馬の毛を使った箒筆のエピソードもまた楽しい話題であった。
また、私達が漠然と手に取り、文字や絵画に滑らしている筆を、筆になる前の状態から実際に触れてみて、雄・雌さらには動物が食べていた戦前、戦後の筆の比較では、戦前の方が腰がありとても書きやすく、それも食物でこれほどまでに書き味が異なるのかという貴重な体験をした。
身近である「毛筆」を実際に手に取り初めて学ぶことができた。
書画用品店は、バブル後大変な苦悩が多く、後継者が育たず、手間をかけた商品開発も中々受け入れられず価格本意の世界になりつつあり、品物本位は後回しになる事で石川氏は嘆いていた感があった。
しかし、まだまだ拘る職人と共に経験、体験を生かし頑張っているところを、「お江戸日本橋伝承会」の講演を機会に「筆」を取り上げる事で、日本文化と共に歩んで来たその一端を伝えたいという気迫が感じられる1時間であった。
また、2011年6月25日放送の「出没!アド街ック天国」では「有便堂」が第20位にランキングされた。
2009年には、聖徳太子が使ったとされる「雀頭筆(ジャトウフデ)1」を再現した。
筆の穂には色とりどりに染色した馬の毛を使用し、雀の頭を表現している。
これは、染色をした毛を合わせて初めて雀の頭に見えるというから、職人技以外の何者でもない。
講演会では、この高価で現在国内に8本しか存在しない大変貴重な「天平蓬莱筆」を見せていただき、太古の世界に思いを馳せたひと時であった。
ひときわ目立つ有便堂の暖簾もまたおしゃれなデザインで、墨のグラデーションと中央の染色に使った貝紫色という希少価値のある染料で染めてあり、暖簾のほとんどが一色で染め屋号を目立たせる中非常に印象に残る。
石川社長は、是非お店へ足を運んでいただき、他の筆も書き比べにいらしてくださいと結ばれた。
是非、社長がいらっしゃる時に有便堂の暖簾をくぐって見ませんか?

リンク:有便堂


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by kosakai_blog | 2011-07-08 15:55 | お江戸日本橋伝承会
2011年 第4回 お江戸日本橋伝承会 (於:本社3F会議室)
◆開催日時
2011年6月1日(水)  18:30~20:30
◆テーマ
『わが国の古美術品収集-中国陶磁を中心に-』
◆講 師
『創業 明治38年(1905)東洋古美術の老舗 株式会社 繭山龍泉堂』 川島公之氏 (朝日カルチャーセンター講師)
◆講演概要 
古美術品、特に陶磁器は人気が高く、その陶磁器というと、先ず挙げられるのが、中国陶磁です。
8千年とも1万年ともいわれる悠久の歴史を有しておりまして、そのなかで数多くの陶磁器が連綿と作り出されました。
中国陶磁の収集は、欧米、アジアなど世界で広く行なわれています。
日本では、主に茶の湯や煎茶趣味を通して盛んになりました。
その多くが、中国から渡ってきたものです。
古くは奈良時代に、遣唐使たちによってもたらされ、その後、平安時代、そして鎌倉時代から室町時代には、本格的な中国陶磁の数々が将来され、茶の湯で珍重されました。
江戸時代には、煎茶趣味が流行し、これは明治時代にたいへん盛んになります。
明治末から大正、昭和初期にかけては、欧米流の新らしい鑑賞スタイルの流行によって、中国陶磁は鑑賞美術の対象として受容されるようになります。
それにともない、わが国には、優れた中国陶磁の数々が遺されています。
今回は、日本人と中国陶磁コレクションの歴史をみながら、質の高い中国陶磁とはどんなものか、こうしたコレクションがいったいいつ頃形成されたのかなど、古美術品にまつわる時代背景も含めてのお話しを伺いました。

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後半には、繭山龍泉堂が所有の逸品をお持ち頂き、実際にメンバーが中国陶磁を手に取り時代を越え体感させて頂きました。





リンク:繭山龍泉堂







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by kosakai_blog | 2011-06-07 11:15 | お江戸日本橋伝承会



コラムや社内行事の模様をお伝えします。
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