カテゴリ:伝習会・交流会( 39 )
2009年第10回日本橋発伝所 伝習会・交流会(於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年12月2日(水) 18:00~20:30
◆テーマ
『版画としての浮世絵の魅力とシャッター模写の困難さについて』
◆講師
『シャッター浮世絵製作者の版画家』東京芸大修士2年 河内啓成氏
『日本橋めぐりの会』代表 川崎晴喜氏

ちょうど完成したばかりのシャッター浮世絵製作者の版画家、河内啓成氏とめぐりの会を主催している川崎晴喜氏とのトークを2009年忘年会とあわせて行ないました。
版画としての浮世絵の魅力とシャッター模写の困難さ、街づくりのランドマークとしてのシャッター浮世絵の可能性などについての御話しを、完成したばかりのシャッター絵の苦労話とその製作の裏話などを交えて伺いました。
忘年会をかねての交流会の食事は、「ガブリエル」の特製おつまみ5・6種類とパン、飲物は、金賞受賞世界一のスパークリングワインとボルドーらしい香りと腰のある赤ワインを戴きながら大いに盛り上がった締めくくりの会となりました。

リンク:日本橋めぐりの会:シャッターチャンスプロジェクト「浮世絵が生まれた街」
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by kosakai_blog | 2009-12-18 20:26 | 伝習会・交流会
2009年第9回日本橋発伝所 伝習会・交流会(於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年11月4日(水) 18:30~20:30
◆テーマ
『大名庭園の秘密について』
◆講師
『早大、NHK文化センター講師』 安藤優一郎氏 (日本近世史研究、文学博士)

※江戸市中の面積の約70%を占めていたといわれる大名屋敷、300諸侯の生活は上・中・下の機能別の三種類のお屋敷を中心に運営されていました。
そこには現在にも残る浜離宮や小石川後楽園、六義園などの広大な広さを持つ大名庭園が大小あわせて1000ヶ所もあり、そこでは町衆の知らない華麗で不可思議なイベントが頻繁に行なわれていました。
これらの江戸府内の1000に及ぶ大名庭園の多くは、現代のテーマパーク顔負けのエンタメ空間でした。
そこで殿様たちが繰り広げた接待の裏事情は当時の日記類で明らかにされています。
1)御殿様の外交活動ー大名庭園は社交文化の場
2)庭園の意外な使われ方ー庭園の政治力
3)巨大庭園の舞台裏ー庭園の経済効果 など
藩外交とサイドビジネスの現場だった庭園の盛衰記で知る、江戸幕末期の実相の様子を江戸学の権威、安藤先生に楽しくお聞かせ頂きました。

※交流会:「江戸前おつまみいろいろ」

※リンク: 『大名庭園を楽しむ』朝日新書、2009年8月

※リンク: 歴史家 安藤優一郎 オフィシャルサイト
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by kosakai_blog | 2009-11-09 15:29 | 伝習会・交流会
2009年第8回日本橋発伝所 伝習会・交流会(於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年10月7日(水) 18:30~20:30
◆テーマ
『紙商 日本橋はいばらの美意識と和紙文化について』
◆講 師
『創業1806年:江戸の紙商 日本橋はいばら』 株式会社 榛原 会長 中村晴子氏  

※1806年(文化3年)創業のはいばらは、「雁皮紙-ガンビシ-」と書かれた暖簾のお店です。
名前の由来は、静岡県熱海市に自生する雁皮植物ですいた上質な雁皮紙を一手に引き受け、商いが始まった事から付いたそうです。
特に木版摺りの技術はすばらしく、当日は版木を持参していて戴きました。
この版木は、江戸時代から現在まで現役で活躍中の貴重な品で、会長おすすめのNo18と呼ばれる便箋とセットの封筒を作る際の版木でした。
郵便制度が始まった翌年の1872年(明治5年)には、今の官製はがきにあたるものの製作を民間で初めて任され手紙文化を開拓したのも「はいばら」です。
また、裁断をして罫線をひいた便箋を日本で初めて作ったのも「はいばら」です。
はいばらには、特製の紙がありどれも手摺りです。
出世奉書(紅淵):寿ぎの紅として奉書紙の淵を染め、ふっくらな手折りの封筒は製袋職人や切り師・摺り師・折り師の総合芸術です。
孔雀紙(青淵):孔雀の模様が漉きこんでいる越前和紙です。これも淵を染め手折り封筒を楽しめます。
花くらべ:木版手摺りにて鮮やかに仕上げられた作品は日本の四季を詠う和紙の芸術品です。
月影:この墨絵の便箋は明治期に月影彫りの伝統を継承したはいばらのみで現在製作しています。この月影摺りは、現在摺り師の松坂啓三郎氏のみが摺る事ができる一品です。
これらのお話しは伺うと日本の歴史にとっても、重要な資料の宝庫の様でした。
さらに、日本橋にもゆかりの深い画家の竹久夢二は「はいばら」のブランドデザイナーとして数々の図案を提供していて復刻の一筆箋からは、夢二が見つめた魂の詩の再現が感じられます。
そのような200年企業の老舗であるはいばらの高精度の記録紙は、湿度の変化にも伸縮しない事が評価され、米アポロ計画の月面データ記録用に採用され、現在は和紙:記録紙の売上比率が2:8と老舗でありながら着実に進化を遂げている企業でした。
話は尽きぬまま、最後に半紙を使っての残菓包みを教えて頂き、古き良き作法を再認識した会となりました。
会長の中村晴子氏は、本当に華奢なタイプでありながらも老舗を背負っている気負いも無く、貴重な品々へのお宝話を通じて、日本独自の真心を贈る和紙文化についてお伺いすることができた2時間でした。

※交流会:「江戸前おつまみいろいろ」

リンク:日本橋はいばら
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by kosakai_blog | 2009-10-13 10:23 | 伝習会・交流会
2009年第7回日本橋発伝所 伝習会・交流会(於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年9月2日(水) 18:30~20:30
◆テーマ
『鎖国の真実~老舗から見た幕府の外交政策』
◆講師
『創業1590年:江戸の版元 伊場仙』 社長 吉田誠男氏

※徳川家康公とともに新開地、江戸へ出てきた三河・遠州商人の代表<伊場仙>の吉田社長から、教科書や学校では教えてくれない地元の商人の目線からのイメージとは全く異なる徳川幕府のしたたかな対外政策の実態を、伺いました。
 1.1600年頃の日本と世界の情勢
 2.家康の覇権と外交政策
 3.徳川幕府とオランダのもくろみ
 4.覇権獲得後の両者の活動
 5.1600年と2000年の国際情勢の類似
 上記タイトルを中心にパワーポイントによる素晴らしいお話しに、一同耳を傾け、特にオランダ商館長の定宿の「長崎屋」を通じて関係の深かった日本橋にちなんだお話しを交えて、まさに目からウロコの鎖国の隠れた真実を伺いあっという間の1時間の講演を終了しました。
 吉田社長のすばらしい話術に、講演後の交流会も多いに盛り上がった会となりました。  

※交流会:「長崎オランダ風おつまみいろいろ」


リンク:伊場仙
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by kosakai_blog | 2009-09-07 16:34 | 伝習会・交流会
2009年第6回日本橋発伝所 伝習会・交流会(於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年8月5日 18:30~20:30
◆テーマ
『能に親しむ会~何故武家は能を好むのか?』
◆講師
『観世九皐会所属・能楽協会会員 能楽師』 桑田貴志氏

※昭和46年生まれで、明治大学政経学部卒業の講師が、なぜ観世九皐会当主の観世善之師の下で住み込みの内弟子となり能楽師となったのか?
 また、数ある芸能の中でなぜ能だけが武家の式楽として特別の扱いを受け続けたのかについて、直接講師から丁寧な説明を受けました。
 開始直後には、結婚式でおなじみの「高砂や~  」の地面から響き渡る声に身が引き締まる思いで、未知なる能の世界に引き込まれました。
 江戸の末期、言語統一のため通じ得なかった言葉を能の言語で話したという面白いお話から始まりました。
 能面での仮面劇は表情を作ることが出来ないと思われがちだが、能は角度で中間表情を作れる事や能では体で表現をする仕草がある事など立ち振る舞いで教えて頂きました。
 その未知なる能の世界の魅力、仕組み等興味深く伺った会となりました。

※交流会:「江戸風おつまみ平成版いろいろ」


リンク:深川能舞台
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by kosakai_blog | 2009-08-17 17:56 | 伝習会・交流会
2009年第5回日本橋発伝所 伝習会・交流会 (於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年7月1日 18:30~20:30
◆テーマ
『銀座の画廊経営~時代の美意識とビジネスの架け橋を目指して』
◆講師
『銀座柳画廊』副社長 野呂洋子氏



※元IBMシステムエンジニアから突然、畑違いの画廊ビジネスの世界へ飛び込んだ著者の実体験に基づく門外漢にもわかる画廊ビジネスの内、外を丁寧に解説して頂きました。
 時代をつかみ、時代の息吹を残そうとするアートの世界と、時代の風を読み、貨幣に換算して生活を成り立たせようとするビジネスの世界との相克と共生の物語を楽しませてもらいました。
 著書「銀座の画廊経営」は、華麗なる転身がただの店番?に 始まり、最後は日本人の絵描きさんの作品を正しくアピールする事の大切さに至る著者の思いが詰まった読みやすく、画廊経営がわかりやすく書かれている一冊です。
 お話しを伺っていると、普通の一女のお母様の面もお持ちの親しみの持てる野呂洋子さんでした。


交流会:「銀座の美意識、ギャラリーパーティー風おつまみいろいろ」


リンク : 銀座柳画廊
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by kosakai_blog | 2009-07-06 00:00 | 伝習会・交流会
2009年第4回日本橋発伝所 伝習会・交流会 (於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年6月3日 18:30~20:30
◆テーマ
『1200年の都、京都の夏の楽しみ方ーコンチキチンの音とともに』
◆講師
『超難関の京都観光文化検定1級保持者』京都館情報コーナー 塩原直実 氏


※7月の京都は「祇園祭」一色、京都人はワクワクソワソワ。
 全国から沢山の観光客が集まる山鉾巡行は17日だけですが、実は八坂神社の祭事と町衆の行事を合わせ1ヶ月間が「祇園祭」なのです。
 今回は東京生まれの講師が京都へ単身赴任し、遊学し見聞してきたこと、「京都検定」など京都の隠れた話題をいろいろとお伺いしました。

交流会:「京都の夏はええどすな~」

 今回は、千年の都、京都の夏を楽しむ会です。
 超難関の京都検定1級合格者のお話と交流会で一足先に初夏の一夜を楽しみましょう!
 
 さらに、交流会中に日本橋ルネッサンス委員会作製の日本橋地域を再生させたCG映像の「日本橋サンデー」を上映(約10分) し、高速道路が取れた日本橋の近未来の姿を楽しみました。

リンク : 京都館
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by kosakai_blog | 2009-06-08 00:00 | 伝習会・交流会
2009年第3回日本橋発伝所 伝習会・交流会 (於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年4月1日 18:30~20:30
◆テーマ
『チョコレートファクトリー ブラームス』
◆講師
オーナーショコラティエ 原田浩司氏


※江戸の始まりの頃、寛永7年(1631)にカステラ屋から始めたお店が、ドイツで修行した若きオーナーショコラティエの「京橋発の日本人に合った日本人にしか出来ないチョコレート作り」を目指して平成のチャレンジショップをオープンしました。
 日独両方の感性に裏打ちされた、どこにもない味と香りと口どけの切れ味を試食を通して参加者が体験する事ができました。
 このチョコは地元京橋が誇る絶品チョコスイーツといわれるだけあり、どれも大変美味でした。
 若きイケメンショコラティエのお話しと6~7種類の代表作品のチョコを試食し、会場一杯のチョコの香りとメンバーの歓喜で大いに盛り上がった会となりました。
 参加者は男性がほとんどで、スイーツは決して女性だけの物ではない事を実感した伝習会となりました。


 <オーナーショコラティエ 原田浩司氏から一言>
 ブラームスの商品は、日本人のために日本で最も食べ易く安定したピュアーなチョコで、このチョコレート創りに一心をかけて参りました。
 最高級な素材を惜しまずに、ハイグレイドな味を皆様に召し上がって頂くように、価格も抑え日本で初めての日本人のための最高級チョコレートを造りだしました。
 口の中の夢が大きく広がるように、軽くてとろけるような味を是非味わってください。きっとあなたの口にピュアーな世界が飛び込んでくることでしょう!


リンク : BRAHMS(ブラームス)
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by kosakai_blog | 2009-04-10 00:00 | 伝習会・交流会
2009年第2回日本橋発伝所 伝習会・交流会 (於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年3月4日 18:30~20:30
◆テーマ
『明治維新以降の篤姫と幕臣達、負けて勝つ生き方』
◆講師
「早大、NHK文化センター講師、日本近世史研究、文学博士」安藤優一郎 氏


※大河ドラマの「篤姫」では描かれなかった、徳川本家を守り通した篤姫と、お家の存続を果たせなかった幕臣達の挫折後の奮闘と生き方、考え方を江戸学の第一人者の安藤先生にお話しいただきました。
動乱の幕末の経験から、現在の臆病風に吹かれて波風がたった世界をどう乗り越えていくのか、これからの時代を生き抜くことに通じるポイントをじっくり伺いました。


リンク : 江戸研究家 安藤優一郎 オフィシャルサイト
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by kosakai_blog | 2009-03-17 00:00 | 伝習会・交流会
2009年第1回日本橋発伝所 伝習会・交流会 (於:本社3F会議室)
◆開催日
2009年2月4日 18:30~20:30
◆テーマ
『ゆっくり、ゆったり、平成江戸暮らしのすすめ』
◆講師
「平成江戸ものづくりエド・ギルド」酒井百繪氏


※江戸の伝統工芸品とその職人技の数々を未来に伝える活動をされている平成江戸ものギャラリー「エド・ギルド」を京橋で主宰されている酒井社長に「今戸焼」、「江戸切子」、「屏風」、「漆器」、「指物」、「着物」などの職人技のきいた日常品とともに年中行事や二十四節気を味わう心豊かな普通の暮らしの過ごし方をお聞きしました。
 会場は、酒井社長のアイディアで桃の花とお雛様を飾りピンクのお召し物の酒井社長から一足早い春をプレゼントされた中で本物の江戸切子のカットの素晴らしさを手で触れ、職人技を実感し和やかな春の宴のようなひと時を過ごしました。


リンク : エド・ギルド
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by kosakai_blog | 2009-02-05 00:00 | 伝習会・交流会



コラムや社内行事の模様をお伝えします。
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